「ブログで成果を上げるために第一に大事!」といっても過言ではないのが、ブログ運営の習慣化です。
- 毎日ブログを書きたいけど、どうすれば習慣化できるの?
- 朝早く起きてブログを書く習慣をつけたいのですが、なかなか寝坊しちゃって…
- やる気が続かないときブログを続ける方法ってありますか?
- ブログを書く時間を確保したいんですが、他の予定と重なってしまって…。効率的に習慣化するコツはありますか?
ブログで人生を少しでも良い方向に変えたいと思っていても、本業の拘束時間が長かったり、なかなか上手く起きれなかったりすることありますよね。
その問題、これからご紹介する『習慣の身に付け方』ですべて解決できますよ!
本記事で伝えたいこと |
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・習慣は行動のきっかけと環境づくりで身に付く | ・やる気に頼った習慣は長続きしない
僕はここで紹介する方法で、どんなことも習慣化してきたし、悪習慣も断ち切ることができました
僕のかんたんな経歴です!
- ブログや革作家の副業するも、2年間は独学&収益ゼロで収益化の遠回りを経験
- ブログ経歴3年3か月(2024.10月現在)
- ABCオンライン6か月在籍
- 高額スクール「文殊ラボ(現在販売停止)」に1年在籍
- ブログの最高収益:100,347円+アドセンス代
- 1日の平均作業時間:3時間
- 副業経歴(ブロガー、革作家、webライター)
- 現在の新たな挑戦(独自サービス作り)
この記事を読んで実践するだけで、
- 忙しい中でも効率的な習慣化を実現できる
- やる気の出ない日でもブログを自然とできる
- どんな難しいことも習慣化させるスキル
を身に付けられます!
世の中のブログ成功法で失敗しないために『習慣』が重要!
ブログ運営で収益を上げたり、スキルを伸ばすために第一に必須なのは『習慣力』です!
この記事を読んでくれているあなたは、
- 経済的に自由にお金を使えるレベルでの収入を得たい
- 今の本業のほかに安定した収入源が欲しい
- 新しいスキルを学んで、将来のためにスキルUPしたい
- 人や時間に左右されない仕事を持ちたい
など、人によって様々な理由でブログを始めましたと思います。
かくいう僕も「ブログ1本で生きていく力を身に付けて、自由な暮らしをするぞ!」と生き込んでブログ運営をスタート!
ただ現実問題として、どのように変えて行けばいいのかわからないことも多いですよね。
なぜなら世の中あらゆる成功法に溢れていて、目移りしてしまうような魅力的な話が多いです。
- 1か月で月5万円を稼げるようになるアフィリエイト手法
- SEOライティングで常に上位表示が可能なライティング理論
- アフィリエイトで成約率20%超えのLPの作り方
- 6か月で月20万円を達成するアフィリエイトスクール!
でも結局、それらは魅力的なキャッチコピーを使っているだけで中身が伴わないモノもあります、、、。
僕自身、「6か月で月20万円を目指すアフィリエイトスクール」に参加しましたが、実際は1年後にやっとこさ月5万円を達成しました。
ではその中でもゼッタイに裏切らず、ブログ運営に必要なのことは何なのでしょうか?
答えが愚直に継続することができる『習慣力』です。
早く成功できるかは個人の能力によって違う
現代は「より早く、より簡単に」が成功のキーワードになっています。
時代も映画からテレビに、テレビからYouTube、YouTubeからtiktokへとより早く、より簡単に脳の報酬系を刺激するものへと需要が変化しています。
またSNSを覗けば、成功した人がさまざまな成功法を謳っていて目移り必須です。
ただ「個性学」から言わせてもらえば、誰もが成功できる万能な方法は存在しないのです。
なぜならアメリカのウェクスラー成人知能調査という知能テストの結果から、知性にはバラツキがあること(バラツキの原則)が判明したからです。
同じIQ103を持つ女性でも、細かい部門別の知性レベル内では、能力の高低に大きなバラツキがありました。
つまり、人の勝ち方を真似したところで再現性があるかどうかは人によるということです。
再現性のレベルでなく努力を継続できるかが成功の秘訣
「人の勝ち方を真似しても再現性がないのであれば、もはや努力が意味ないのでは?」と思いますが、これも個性学で否定してくれました。
バラツキの法則により人の能力は個々に違うことが証明されました。
しかしスキルを覚えられるかどうかは能力でなく継続力で決まることがわかったのです。
1970年代末にアメリカの教育学者が、学習の習熟度を図る研究を、二つのグループに分けて行いました。
- 学習速度が固定されたグループ
- マイペースで学習できるグループ
結果、成績優秀者が「学習速度が固定されたグループ」は20%に対し、「マイペースグループ」は90%に達したのです。
この実験から人がスキルをマスターするために必要なのは「覚えの早さではない」ことがわかりました。
つまりスキルを習得するのに大事なのは、もともとの記憶力や判断能力の高さでなく、どれだけ継続できるかということです。
職場に学歴が低くても、仕事ができる人が意外に多いのもこの理由といえるでしょう
ブログはやる気や根性で習慣化できない
人よりも抜きんでて、かつ競合を出し抜くためには次の2つが重要です!
- 1つのことに没頭する
- 人がしていないことを実行する
あなたがもし今の生活から抜け出したり、人よりも抜きんでてほんの少しでも、人と違う景色を見たいなら、
・1つのことに没頭すること
が重要です。
他の競合に勝ちたいのなら、競合よりも多くの時間を一点集中すれば、継続した時間が長いだけあなたが優位に立てるからです。
さらにもっと高みを目指し、人と競争せずに自分だけのBlueOceanを作りたいなら、没頭に加えて
・人がしたことがないことを実行
して、あなたが強者として新ルールを作り上げる必要があります。
不安や恐怖に打ち勝ち、人と違うことを実行することができれば、人生を大きく変える一打を打つことができるからですね
そうなると、必然的に継続力が必要なのですが、世間では「気合いや根性」でどうにかせよ!が通例です。
しかし、気合いや根性は科学では意志力が必要と言われており、意思力とは疲弊するものです。
要するに物事の継続するに「気合いや根性」は役に立ちません。
ここで役立つスキルが「習慣力」ってわけです!
ブログを習慣化するための二大技術
継続力を高めて、習慣化するには次の2点のプロセスを守ってもらえれば問題ありません。
- 行動できるきっかけ作り
- 習慣化のための環境作り
行動できるきっかけ作り4選
行動するきかっけ作りには基本的に次の4つを行ってみてください。
4つすべてを掛け算式で行うことで、行動力を上げることができますが、難しそうなら1つでも全然構いません!
- 行動のトリガーを設定する
- 心を動かす目的づくり(ポジティブ変換)
- 超かんたんな行動に落とし込む
- 行動の超具体化
行動のトリガーを設定する
習慣化したいものがあれば、毎日同じ時間、場所で行動をする特定の行動(トリガー)を決定してください。
私たちの行動の約90%は無意識によって働いていて、残りの約10%が意識的によるものと考えられています。
- お風呂に入ったら、歯磨きをする。
- 午前6時になったら顔を洗って、出勤の準備をする。
これらは行動のトリガー(引き金)が原因になっています。
さらに「リビングで夕食を食べ終わる」が「入浴」のトリガーになり、「入浴」がその後の「歯磨き」のトリガーに繋がっているということです。
この時間、場所に加えた「行動(トリガー)」を日常の一部に組み入れることが習慣化の第一歩になるのです。
- 朝起きたら、トイレに行き、顔を洗ったら、「パソコンの電源を入れて」ブログに取り掛かる
- 出勤するために車に乗り込んだら、自分の思考力を深めるために「まずはスマホをかばんにしまう」
このようにあなたが習慣化させたいものを小さなトリガーとして、日常に取り込んでみてください。
最初は意識していた10%がいつの間にか無意識の90%に変化していきます。
心を動かす目的地づくり(ポジティブ変換)
1980年代、アメリカで組織の変革活動にかかる大規模な研究が行われました。
結果、組織の変革や成長に「上半期に●●%の利益向上」「売上げを●倍に増やす」といった個人を無視した目標は役に立たなかったという事実です。
逆に魅力的な目的地を示す「ディスティネーション・ポストカード(目的地の絵葉書)」が個人の成長に欠かせないことがわかりました。
アメリカで小学校1年生を対象の実験では、魅力的な目的地を示した結果、1年生の終わりごろに、その子たちは小学校3年生の学力を手にしたのです。
この「目的地の絵葉書」は、個人が魅力的に思う目的地を示してあげることに意味があります。
実験では先生が1年生に「みんなで1年生の終わりまでに3年生になりましょう。」という魅力的な目的地を示したのです。
結果、1年生たちは自分たちを「研究者」と呼ぶようになりました。
さらに授業中に先生から呼び出されて授業を受けられなかった他の生徒のことを「研究者の仕事ができなくてかわいそう」とも言うようにもなったのです。
この研究からわかることは、あなたがこれから人生を変えたければ、感情に訴えた目的地を設定してください。
変化をするには今関わっている環境と全く違う活動をすればする程、変化の差が大きくなります。
でも同時に変革が起きるまでに時間がかかるので、習慣化が必須になるでしょう。
ブログ運営の意義を作ったり、朝活する意義をあなたなりに作ることが、あなたのブログ運営に止まらないモチベーションを生み出します。
超かんたんな行動に落とし込む
ダイエットやブログ副業など、人生を変える重要な行動が続かない理由は、「大きな行動が必要になっているから!」です。
人生変えるなら大きな行動が必要でしょ?
ダイエットや副業、投資信託などは誰でも人生を大きく変えられるターニングポイントになりますが、なかなか続けたり、始めるのすら難しい場合も。
- ダイエットは3日坊主に終わってしまう。
- ブログは1か月で成果が出なくて手が止まってしまった。
- 投資信託は重要だとわかっていても、勉強したり、手続きするのがややこしくて面倒くさい。
始めることや継続するのが難しいのは、「変化するための一歩目が大きい」場合があります。
現代は「すぐに変われて、成果が出る」といった情報に価値が置かれ、それらの情報は人の報酬系を刺激しますが、現実はかんたんには変えられません。
ダイエットも飲むだけで数キロやせるダイエット法は存在しないし、誰でも1か月で月5万円を達成できるブログ副業も存在しません。
投資信託も元手が大きく、かつ時間を掛けなければFIREできるだけの利益は生まれせん。
最初の一歩目を始めることができれば、後は自然と習慣化するための行動に移ることができます。
- ダイエット
- 大きな行動: 一週間で体重を5キロ減らすために厳しい食事制限を行う。
- 超かんたんな行動: 毎食前にコップ一杯の水を飲むことで満腹感を得る。
- ブログ
- 大きな行動: 毎日2時間ブログを書く。
- 超かんたんな行動: 毎日15分だけブログのアイデアを書き出す。
- 投資信託
- 大きな行動: 一度に100万円を投資信託に投入する。
- 超かんたんな行動: 毎月1万円ずつ少額から投資を始める。
大事なのが焦らずに、小さな変化で取り入れ、ゼッタイに無理をしないこと!
僕自身1か月でブログの収益化をしようと午前2時朝活をして1か月努力しましたが、頭痛に眠気、倦怠感や体調不良が重なり挫折に至りました。
ムリすると心身共に疲弊して、継続どころでなくなるから注意してください
継続できるほんとに小さなことから始めようね
行動の超具体化
行動を習慣化させたければ、1つずつの行動は超具体化させるとGOODです!
これは無駄な意志力を消耗させないようにするための技法です。
意思は消耗しやすく、かつ感情に流されやすい性質があります。
著書「スイッチ!」では意志は『象使い』で、感情は『象』と言われています。
つまりどんなに合理的な判断であっても意志力を消耗していている場合、人は非合理的な行動を取ってしまうものなのです。
- ダイエットで脂質制限をしなければいけないのに、油ものに手を付けてしまう
- 3時朝活でブログをするつもりだったのに、結局5時まで寝てしまった
などが挙げられます。
これにはあれこれ選択のできる余地が問題です。
- 食べ過ぎな脂質量だけど、昨日は制限したからいいかな?
- 1日くらい脂質オーバーしても問題ないんじゃない?
- もうちょっと寝て3時半くらいに起きればいいよね
- 昨日がんばったし、今日はブログ休暇日だ!
この選択の余地を無くすには、特定の行動を細かく決めておくと意志力に頼らない習慣化が重要です。
僕の場合は
- 油ものを食べたくなったら、アプリで摂取可能量50%未満かどうか確認し、条件クリアであれば食べる。
- ブログをするために、朝起きたらトイレ→洗顔→コーヒー、ヨーグルト→パソコンの電源ON→椅子に座るの順番を徹底的に守る
といった具合です。
かなり細かく設定すればする程、習慣化できる可能性が高くなります。
習慣化のための環境作り4選
習慣化のための環境作りには次の4つを行ってみてください。
環境作りは「きっかけ作り」とは違って、4つすべて使ってみてください!
効果量が絶対的に変わってきます。
- 一貫性の重要性
- イベントベースでの行動
- 行動のシンプル化
- 意志力を使わない行動戦略
習慣化は「平均で66日間」が必要と言われています。
ただ個別具体的に見ていけば、別の研究(日常生活における習慣形成の過程を調査するため、96 人のボランティアが、12 週間にわたって毎日同じ状況 (たとえば「朝食後」) で行う食事、飲酒、または活動行動)では、習慣化には18日から254日の範囲の時間がかかることがわかります。
同じ環境下でさえ、こんなにも習慣化できる差に大きさがあります。
ですので、少しでも習慣化するためにいかに環境に溶け込ませることかが重要だと言えます。
一貫性の重要性
特定の行動を習慣化させたい場合は、これまでのお伝えしたトリガーや行動の超具体化と言った決めごとを一貫して繰り返してください。
この時に重要なのは、決して「行動途中に別の行動を挟まないこと」です!
僕の習慣化が崩れた失敗例でいえば、感情に流されてマルチタスクをした時などがいい例です。
僕の朝活は、書斎でブログをすることです。
我が家では長女が午前5時半頃に起きてくるのですが、まだまだ子どもなので僕に対して、
- ねえ、いっしょにこっちにきて遊ぼうよ
- おなか空いたからごはん作ってー
- 牛乳欲しいから、冷蔵庫から取ってきて
など言いたい放題!
これにつられて、「こどもの相手」と「ブログ運営」の往復をした日にはどちらも中途半端で前に進まなくなります。
3時朝活が習慣化されている僕でさえ、習慣が途切れてしまうのです。
僕の場合は「6時までYouTubeを観させて大人しくさせる」というワザが功を奏しました
何か新しく習慣化をさせたいものがある時は、そこに介在してくる余計な感情に従わず一貫性をもった行動をしてみてください。
それだけで行動が習慣化する力がかなり強くなります。
なおスタンフォード大学の研究ではマルチタスクは脳の能力を40%程低下させるとも言われているので、非効率でもあることから、避けましょう。
イベントベースでの行動
トリガーに対して時間や場所を決めたところで、仕事が忙しかったり、体力的に行動するのが難しくて習慣化できないこともあるでしょう。
その場合はイベントを基準にして行動するといいです。
- 起床時
- 食事
- 通勤
- 退勤
- 入浴
- 就寝前
- 特定の曜日
これにトリガーや環境を加えたら鬼に金棒レベルで習慣の力が強くなります。
ちなみに僕は「起床時」「通勤」「退勤」「こどもの帰宅時」「就寝前」「特定の曜日」で習慣が設定されています。
めちゃくちゃ簡単な割に効果大なので、ゼッタイ取り入れてください
行動のシンプル化
習慣化したいことを行動させるために、特定のトリガーまでの流れをシンプルに短くするのも習慣化の鉄板です。
つまり続けられる簡単なトリガーまでの距離を短くするのが重要。
行動をする上で障害となるのは「感情」です。
その意思と感情を戦わせないように、「トリガー」やポジティブな行動に結びつけるための「目的地づくり」の重要性をお伝えしました。
となると大事なのは意思力を使って、脳で考えることをやめさせ、いかにシンプルに目的の行動に結びつけるかが大切。
例えば、僕の場合はブログをするために、起きてからパソコンの前に座るまで5つの動作
- 起きる
- トイレ
- 洗顔
- コーヒー・ヨーグルト
- パソコンの電源ON
- 座る
がありますが、この動作の途中に
- コーヒーの豆を挽いて、ドリップさせる
- ヨーグルト100グラムを、スヌーピーのスプーンですくって、あの器に移し替える
などの余計な動作を入れれば入れる程、行動が複雑化して意思力を使うことが多くなります。
行動が増えるのは、それだけ障害が増えることでもあります。
もしコーヒー豆が切れてしまったらどうすればいいでしょうか?
もし特定のスプーンや器が見当たらなかったら何を使いますか?など、余計な意思力を使い、そして行動の複雑化により感情に悪影響を与える可能性が高いです。
もし僕のやり方でブログを習慣化できないなら
- 起きる
- トイレ
- パソコンの電源ON
- 座る
くらいのシンプルさでもいいでしょう。
人によって最適なトリガーまでの距離感は違うので、なんとも言えませんがそれくらい行動をシンプルにしてみると、習慣化が非常に楽になります。
意志力を使わない行動戦略
最後は1週間単位や月単位で「やることを事前に組み込んでおく」です。
僕の場合はGoogleカレンダーを使って、習慣にしたい行動をあらかじめ日常に組み込んで、習慣化の助けにします。
これまでトリガーやイベントベース、固定された一貫性や具体化などの方法をお伝えしましたが、個人的な実践結果的には週3以上で実行すれば、早い段階で習慣化されやすい気がします。
習慣化されるまでは人によって日数が違いますが、その頻度が多ければ多いほど習慣化はされやすいです。
まず重要なのは、すでに固定されている習慣を予定に入れることです。
- 出勤に必要な時間
- 仕事中の時間
- 人生における大事な約束
などあなたが生きる上で基盤となっているイベントを先の予定にいれてください。
次に空いたスペースで習慣化したいことを週3日以上いれてください。
このステップだけで十分です!
意外と使える余白がないのに気付くと思います。
僕たちが想像している以上に、僕ら一人一人の時間は貴重で、できることも意外と少ないのがわかります。
だからこそ何かを成し遂げるなら、しっかりと何を達成したいのかを考えるのは重要です。
また計画を立てるだけで、一夜漬けで何かを成し遂げることなんて不可能に近いこともわかります。
時間富豪の子どもや大学生なら変化に全力集中することで高い成果を上げることができるかもしれません。
でも自立している環境で、それを維持しながら副業でブログをやったり、家で子どもたちの面倒を見たり、料理洗濯をしながら、変化することは簡単ではないですよね。
大事なモノを守りながら変化するために、変化と安定のバランスを見極めながら、習慣化するのが大切です。
悪習慣を断ち切るif-thenプランニング
最後は変化をするための最適な比率と、それを達成するための比率の調整方法をお伝えします。
- パレートの法則(80対20の法則)
- if-thenプランニング
パレートの法則(80対20の法則)
経済学において所得分布を説明するためヴィルフレド・パレート氏が、社会全体の所得の約80%が人口の約20%によって所有されていると観察しました。
この研究を皮切りに、他の研究からも多くの成果が20%が全体の80%の結果を生み出しているのではないかという仮説が立てられました。
- ソフトウェア開発において、全バグの約80%がコードの約20%から発生する
- Dix, I., Finlay, J., Abowd, G. D., & Beale, R. (2004). Human-Computer Interaction.
- 全エネルギー消費の約80%が、産業セクターの約20%から使用される
- Mechanic, R. E., & Duggan, M. L. (1999). “The Long-Term Care Workforce Crisis: Issues, Indicators, and Implications for Policy.” Health Affairs, 18(4), 70-86.
- 生態系内の種の約20%が、個体数の約80%を占めるという分布パターン
- MacArthur, R. H., & Wilson, E. O. (1967).
これらの事例は、少数の要因が全体の大部分の結果や影響を生み出すというパターンを反映しています。
「仕事の成果の8割は2割が生み出す」といった言葉もあるように、さまざまな領域での分析や戦略策定において有用なフレームワークとされています。
人が筋肉の成長をさせる際にもたんぱく質の摂取量を20%程度に増加させた方がいいと言われているし、変化をする上でパレートの法則は安定と変化のバランスがとりやすい数字と考えていいでしょう。
if-thenプランニング
変化とは逆に安定をしたいなら、変化の割合を10%に抑えるといいでしょう。
最新の研究ではたんぱく質比率(変化)を10%にした民族の食事が『長寿』に有効とされていて、日本の沖縄の伝統食もこれに当たります。
そう考えると僕らの安定した日常が、90%(無意識の行動)と変化が可能な10%(意識的の行動)で成り立っているのも、合理的な考え方と言えるかもしれません。
ただ新しい行動を習慣化させるには、変化のための習慣を20%組み込まなければなりません。
そうなってくると、意識的に90%の中にある悪習慣や無駄な習慣を断ち切って、好循環させることが必要です。
ここで使えるのがイフゼンプランニング「もし~なら、~する」です。
※状況(悪習慣や無駄な習慣)と目標や望ましい結果を達成するために、効果的な反応(トリガー)を結びつけます
「もし状況Yに遭遇したら、目標Xを達成するために行動Zを開始する!」って感じです
これは新しい習慣を形成する上で、問題も効果的に対処でき、意図の実現が促進されます。
- 具体的な状況を設定する
- 明確な状況を設定することで、トリガーを取り入れやすくする。
- 現実的な行動を選ぶ
- 継続可能なトリガーを選ぶことで、習慣化しやすくなる。
- 一貫性を保つ
- 毎回同じ状況で同じ行動を取ることで、脳がパターンを認識しやすくなります。
「もし○○ならば、△△する」なんかで習慣が変わるの?
「ただ違う行動を取り入れるだけで!?」と思うかもしれませんが、これまでお伝えした習慣化するために大切なことはこれです。
- 行動のトリガーを設定する
- 心を動かす目的づくり(ポジティブ変換)
- 超かんたんな行動に落とし込む
- 行動の超具体化
つまり習慣化するための行動のほとんどがここに入っているということです!
科学的にも多くの研究でこの効果が認められていて、例えば、
月曜日、水曜日、金曜日がきたら、仕事の前に1時間ジムで汗を流す
Nine Things Successful People Do Differently/Heidi Grant Halvorson
このプランを立てた被験者の91%は数週間後もジムに通い続けたのに対し、何もしなかった場合にジムに通い続けた被験者は39%。
なんでも人間の脳は、「XだったらY」という形の文章をもっとも記憶しやすいようにできているそうです。
何かを始めるには何かをやめなければ、空きスペースが生まれず、何事も始めることができません。
加えて継続するには、無意識な行動を断ち切る引き金が必要です。
イフゼンプランニングを使えば、かんたんにその効果が実感できます。
かんたんなことで可能なのかと疑いたくなるでしょうが、その効果は絶大です!
まとめ『ブログ習慣化は意外とかんたんにできるもの』
ブログ運営で成功するために最も重要なのは『習慣化』です。
そして継続力を高めて、習慣化するには次の2点のプロセスを守ってもらえれば問題ありません。
- 行動できるきっかけ作り
- 行動のトリガーを設定する
- 心を動かす目的づくり(ポジティブ変換)
- 超かんたんな行動に落とし込む
- 行動の超具体化
- 習慣化のための環境作り
- 一貫性の重要性
- イベントベースでの行動
- 行動のシンプル化
- 意志力を使わない行動戦略
この記事で習慣化を紹介したのは、成功には変化が必要になるからです。
だからこそ変化の比率と今ある悪習慣を断ち切ることも重要です。
- パレートの法則(80対20の法則)
- if-thenプランニング
効率的に効果を上げるために20%に注力し、if-thenプランニングで変化を邪魔する悪習慣を少しずつ排除していきましょう!
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