チーズはどこへ消えたの要約＆あらすじ『今、幸せなら読もうよ!?』

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こんにちは、闘牛ポンコツブロガーのハナです！

今、あなたは幸せですが？それとも不幸と呼べますか？

どちらにせよ、あなたは今よりも飛躍するヒントが詰まった本がこれ！

「幸せの探し方」を題材にした「チーズはどこへ消えた？」です。

この本は２匹のネズミと２人の小人の冒険家がある迷路で起こすストーリー！

彼らはこの迷路で、幸せの元となるチーズを探していきます。

このチーズは僕らで言うところの「仕事、家族や恋人、お金、大きな家、自由、健康、承認欲求、心の平安」です！

「チーズを手に入れれば幸せになれるのか？」

「探し求めているチーズはどうやって手に入れるのか？」

「幸せを手にいれたら、次に何をすべきなのか？」

ストーリーに忠実に、そして僕の視点も交えて幸せのヒントを、あなたに届けます。

この本がオススメできる人
・ 今が幸せで満ち足りている人 ・今の不幸から脱却したいけど、どうすればいいかわからない人

この記事を読んで、

「本の内容をもっと深く、自分自身の血肉にしたい。」

「苦戦しながらも行動できる人間になる方法を知りたい！」

という方は、本を手に取って読んでみてください。

きっとワクワクして動き出さずにはいれない興奮と未来のへの希望を手に入れられるでしょう！

kindle unlimited ／ Audible
「チーズはどこへ消えた？」も対象！（2024年２月10日現在）
【ここで冒頭なら読めます！】

人の行動と感情が本の登場人物!?あなたはどの特性が強いですか？

この本の登場人物は２匹のネズミと２人の小人です！

彼らにも、僕らのような個性がそれぞれあります。

まず、ネズミたちはとても敏感で、かつイノシシのような行動力を持っているんです。

逆に小人たちは論理的な一面を持っています。

ヘムはとても慎重で、未来に恐怖を抱えているので、チーズ（幸福）が無くなっても全く行動ができません。

ヘムは僕らに恐怖に飲み込まれた末路、恐怖することの大切さを教えてくれます。

ホーは、考えるのも得意な一方、現実問題をしっかりと受け止め、行動することができる力を持っています。

物語でホーは、新たなチーズを探しに求めますが、失敗との向き合い方、恐怖との付き合い方を僕らに教えてくれるのです。

【注意！】キャラクター画像とセリフ（一部）は、この記事を楽しんでもらうための、僕の勝手な想像になります。

特に小人２人の会話や行動が、僕らが幸福を掴むための考え方を教訓にしてくれます！

「どのキャラクターの特性が悪いとか、良いとかでなく、僕らはこれらを柔軟に使いこなす必要がある。」のが、読むとわかります。

「チーズはどこへ消えた」はkindleで極小80ページ、2800万部売上げの偉大な小説！

「チーズはどこへ消えた」はアメリカ合衆国の医学博士・心理学者であるスペンサー・ジョンソン氏が書いた童話です。

1998年にアメリカで出版される。2009年時点で全世界で累計2400万部、2019年時点で2800万部を超えるベストセラーとなっている。

Wikipedia

また、何よりもすごいのが、本作のページ数が80ページ（kindle）しかないところ。

読書が遅い僕でも、１時間ちょっとあれば、読破できるレベルの作品です！

『幸せの始まり』スタートは同じラインにみんなが立っている

物語の始まりは、彼らが何の幸せも持っていない状態から始まります。

毎朝、みんなジョギング・ウエアとランニング・シューズを身につけ、小さな自宅を出ると、好みのチーズを探しに迷路へ急いだ。
その迷路はいくつもの通路と部屋からなる迷宮で、どこかに美味なチーズがあった。
しかし、暗がりや袋小路もあって、すぐに道に迷ってしまいかねない。
それでも、迷路にはいい暮らしができるようになるチーズが隠されていて、そこにたどりつくことさえできればチーズが手に入るのだ。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.14). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

ネズミと小人の２組の幸せの探し方にも違いがあります。

ネズミのスニッフとスカリーは、単純で非能率的な方法、つまり試行錯誤を繰り返しながらチーズを探した。

ある通路を進んでいって何もなければ、引き返して今度は別の通路を探す。

そして何もなかった通路は覚えておいて、つねに新しいところへ進んだ。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.14). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

小人のヘムとホーも過去の経験から得た教訓と思考による方法をとっていたが、複雑な頭脳にたより、もっと高度な方法をつくりあげた。

二人はうまくいくときもあったが、強力な人間の信念と感情がものの見方を鈍らせてしまうこともあった。

そのため迷路の中で生きるのがいっそう複雑で難しいものになった。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.15). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

結果的に二組とも、チーズ・ステーションＣの通路端で好みのチーズを見つけるのでした。

チーズ（幸せ）を見つけても、幸せにはなれない!?

チーズを見つけた二組は、ここから行動が変わっていきます。

スニッフとスカリーは毎日、早起きをして迷路へ急いだ。

いつも通るのは同じ道。

目的地につくと、ランニング・シューズを脱いで両方のひもを結び、首にかけるーいつでもすぐに履けるように。

それからチーズにとりかかる。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.15). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

ヘムとホーは毎朝、チーズ・ステーションＣにつくと、腰を落ち着け、くつろいだ。

ジョギング・ウェアを壁にかけ、ランニング・シューズを脱いでスリッパに履き替える。

チーズがみつかったので、すっかり気が楽になっていた。

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小人たちは幸せになり、うまくいったことを喜び、自分たちは安泰だと思った。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.15). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

変化に気付いていたネズミたちは、状況の変化に自ら対応していった

では、なぜネズミたちはチーズ（幸せ）を見つけたのに、行動し続けたのでしょうか？

スニッフとスカリーの日課は変わらなかった。

毎朝、チーズ・ステーションＣにつくと、あたりの匂いをかぎ、ひっかい、走りまわって、何か前日と変わったことはないか調べた。

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ところが、ある朝、言ってみると、チーズがなくなっていた。

二匹は驚かなかった。

おいてあるチーズが毎日、だんだん少なくなっているのに気づいていたので、いずれなくなるだろうと覚悟していたし、どうすればいいかは本能でわかっていたのだ。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.18). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

ヘムとホーはのんびりとチーズ・ステーションＣにやってきた。

二人は、毎日小さな変化が起きていることに注意を払わなかったから、いつもどおりチーズがあるものと思っていた。

二人には青天のへきれきだった。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.18). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

チーズを見つけることは二人にとっては簡単ではなく、「毎日食べるチーズ」以上の意味があったのです。

チーズは二人の中で幸せになるための土台で、精神的な充実感を得ることでもありました。

幸せは常に追い求めるモノ、一つの幸せにすがるとロクでもないことに

二人にとってチーズは重要だったから、これからどうすればいいか決めるのに長い時間がかかった。

しかし、考えついたのは、チーズ・ステーションＣをよく調べて本当にチーズがなくなったのかどうか確かめることだけだった。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.20). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

行動すべきとわかっていても、行動したくないのが人間の心理

ここから物語は、チーズ（幸せ）のないチーズ・ステーションＣに取り残された小人二人にフォーカスしていきます。

ヘムは分析を繰り返し、事態をみた結果、ついに巨大で複雑な思考システムを持った頭脳ができあがります。

逆にホーは、ようやく目を開け、周囲を見回しました。

二人は何度も話し合いをします。

ヘムはこの事態を受け入れず、他の誰かのせいなんだからと、この事態の真相を解明しようとします。

ホーはそんなヘムに、「もうあれこれ事態を分析するのはやめて、見切りをつけて新しいチーズを見つけたほうがいいと思うんだが」と伝えます。

でも、ヘムは断固としてその場から動こうとしません。

時には捨てなくてはいけないものがある

その頃、ネズミのスニッフとスカリーはだいぶ迷路の奥まで入り込み、通路を行ったり、来たりしていました。

二匹はチーズを見つけること以外に頭になかったのです。

しばらくは何も見つけられない二匹でしたが、とうとうチーズ・ステーションＮに到達します！

自分の目が信じられないくらいの大量のチーズを二匹は発見するのです。

そんなネズミたちの姿をホー自身も想像するにつけ、ホーはチーズ・ステーションＣを離れなければと思います。

そして、ホーはヘムを説得してチーズを探しを始めるのです。

翌日、二人は道具をもってきた。

ヘムはノミを、ホーはハンマーをふるい、壁に穴を開けた。

中を覗き込んだが、チーズはなかった。

二人はがっかりしたが、あきらめなかった。

朝早くから作業にとりかかり、遅くまでがんばった。

しかし、穴が大きくなっただけだった。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.26). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

その後、二人は空腹とストレスでどんどん弱っていきます。

ついにある日、ホーは自分をあざ笑いたくなりました。

現実を変える人は、思考が違う！

ついに、現状が変わらないことに気付いたホーは再び冒険へ歩み出そうとしました。

想像してみた。笑みを浮かべ、思い切って迷路へ入っていく自分を。

その姿は自分でも驚いたが、気分がよかった。

ときには道に迷うだろうが、最後には新しいチーズがみつかるに違いないと思った。

そうなれば他にもいろいろといいことが起こるだろう。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.28). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

リスクは危険を回避するものであり、挑戦を妨害するものではない

冒険を再開したホーでしたが、ふと恐怖で身動きが取れない状態は危険だと気付きます。

ヘムは「チーズはどこへ消えた？」と考えているが、自分が思うのは「なぜすぐに立ち上がり、チーズを探さなかったんだろう？」ということだ。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.30). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

リスクを考えると挑戦する意味が見いだせる？

ホーは冒険をしながら、チーズがどうして無くなったのか気付きます。

• チーズは一夜にして消えたわけではない
• 食べていたから、どんどん少なくなっていった
• 残りも古びていて、おいしくなくなっていた
• 食べずに保管していても、カビができていたかもしれない

変化に備えなければと言っても、幸せや成長に限界があるのかな？

変わらずに同じことだけをやって成長するのには限界があります。

人の成長はＳ字曲線を描いて、最初に時間だけを費やした後、いきなり発展成長して、限界に到達すると衰退していくと言われています。

この成長に伴って何らかの幸福（金銭、成長、自信、未来への希望等）も一緒に掴むことができるでしょう。

しかし、１つのことだけでは、必ず成長が頭打ちになります。

また、幸福も快楽順応（幸福への慣れで、幸福度が低減されること）を起こします。

ハナ

つまり、一番いいのが発展期や衰退の兆しを感じたら、次の行動を実行するのがいいでしょう！

恐怖は必ず何かを僕らに訴えようとしている

ホーはその後も探検を続け、やっと見込みがありそうな大きなチーズ・ステーションを見つけますが、、、中は空っぽ。

自分では恐怖を乗り越えたと思っていたが、実際はたびたび恐怖にかられていた。

何を恐れているのか必ずしもはっきりしていたわけではないが、衰弱したいま、独りで進むのが怖かった。

自覚はしていなかったが、恐怖に負けて人に後れを取っていたのだ。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.35). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

でも、最終的にホーは「恐怖」がなければ、「新しい道に進むだろう！」と悟るのです。

がむしゃらに突き進んだ先に見たことない新しい幸福がある

ホーは、その次のチーズ・ステーションの入口で見たことのない、とても美味しいチーズを見つけます。

ワクワクした気持ちでチーズ・ステーションの中に入りますが、意外にも中は空っぽ。

ですが、ホーの気持ちはもう揺るぎません。

そしてホーは、チーズ・ステーションＣに戻り、ヘムにもこのチーズを差し出してあげました。

ホーは、ヘムが一緒に来てくれないことを寂しく思いました。

それと同時に、自分が恐怖を乗り越えたとも確信するのです。

人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くはないのだ。

自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりもずっとひどいのだ。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.45). 株式会社扶桑社. Kindle 版.

幸せは物質でなく、心の中に存在する

ホーは新しい考えが新しい行動になることがわかりました。

「変化は害を与えるものだと考え、抗う人がいるが、新しいチーズを見つければ、変化を受け入れられる。」と。

幸せはどう考えるに始まり、どう感じるかにかかっている！

自由が欲しければ、自分で掴まなくてはならない

ホーは過去を捨て去り、今に適応し、いっそう力強く速いスピードで迷路を進んだのです。

すると、先にはチーズ・ステーションＮと新しいチーズがありました！

そしてネズミたちの姿もッ。

私は、自分と自分の行動がばかばかしく思えるようになったとたん、変わりはじめたのだ。

自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ。

そうすれば見切りをつけ、前進することができるのだ。

スペンサー・ジョンソン. チーズはどこへ消えた？ (扶桑社ＢＯＯＫＳ) (p.52）. 株式会社扶桑社. Kindle 版.

まとめ『kindle unlimitedで今なら無料で読み放題！』

「チーズはどこへ消えた？」は幸福を循環させたり、不幸を幸福に変える教訓が詰まった本です。

それゆえ、読むべき人は年齢性別、境遇などに関わらず、すべての方です。

この本がオススメできる人
・ 今が幸せで満ち足りている人 ・今の不幸から脱却したいけど、どうすればいいかわからない人

僕の場合は本業では、収入も仕事内容も幸せを感じています。

でも、ブログではまだまだチーズ（幸せ）の欠片をちょこちょこ手に入れているレベルで、チーズ・ステーションにはたどり着いていません。

でも、大丈夫！僕も不安はありません。

今回「チーズはどこへ消えた？」を断片的にお伝えしてきましたが、１時間ほどあれば、すぐに読める本なので、気になる方は手に取って読んでみてください。

kindle unlimited ／ Audible
「チーズはどこへ消えた？」も対象！（2024年２月10日現在）
【ここで冒頭なら読めます！】